30万円するハイエンドグラフィックカード「NVIDIA TITAN RTX」は性能も最強

30万円するハイエンドグラフィックカード「NVIDIA TITAN RTX」の性能は最強



NVIDIA より新しく発売されたグラフィックカード「TITAN RTX」が発売されました。今回は、TITAN シリーズとの仕様比較や TITAN RTX の特徴、用途比較を中心にレビューいたします。

NVIDIA TITAN 仕様比較

NVIDIA 
TITAN RTX
GeForce
RTX 2080Ti
NVIDIA 
TITAN V
NVIDIA
TITAN Xp
NVIDIA
TITAN X
製造プロセス12nm12nm12nm16nm 16nm
アーキテクチャTuringTuringVoltaPascal Pascal
CUDAコア数4608基4352基5120基3840基 3584基
RTコア数72基68基
Tensorコア数576基544基640基
定格クロック1350MHz1350MHz1200MHz非公開 1417MHz
ブーストクロック1770MHz1545MHz1455MHz1582MHz 1531MHz
メモリタイプGDDR6GDDR6HBM2GDDR5X GDDR5X
メモリバス帯域幅672GB/s616GB/s652.8GB/s547.7GB/s 480GB/s
メモリバス幅384bit352bit3072bit384bit 384bit
メモリ転送レート14Gbps14Gbps1.7Gbps11Gbps 10Gbps
メモリ容量24GB11GB12GB12GB 12GB
TDP280W250W250W250W 250W
補助電源8pin×2 8pin×1
6pin×1
8pin×1
6pin×1
8pin×1
6pin×1
8pin×1
6pin×1

RTX の特徴

今までは GTX という名前がついていましたが、2000シリーズからは『RTX』というネーミングに変わりました。

ここでは、RTX の特徴をご紹介したいと思います。

Turing アーキテクチャ

レイトレーシングを高速化する新しい RT コアと、AI の推論のための新しい Tensor コアを搭載し、これらが連携することでリアルタイムレーシングの実現可能になります。

レイトレーシングとは文字どおり、空中を移動する光子の動き(光線)を追跡する手法のことで、現実と区別できないバーチャル世界の再現を目指す技術です。口で言うのは簡単ですが、映画やゲームでは特に光源も、光が当たる物体も絶えず動き回りますから、膨大な数の計算が必要。実現は容易ではありません。

それを、AI 推論の Tensor コアと、レイトレーシングを高速化する RT コアを組み合わせることで実現しており、対応ゲームでは圧倒的なグラフィックの差を堪能することができます。

リアルタイム レイ トレーシングのための RT コア

RT コアはレイトレーシング専用のプロセッサーで、 3D環境における光と音の移動計算を10ギガレイ (Giga Ray)/秒 まで加速。
リアルタイム レイ トレーシングの処理速度を Pascal 世代との比較で25倍に高速化しています。

AI 加速のための Tensor コア

Tensor コアはディープラーニングのトレーニングを加速するプロセッサで、最大で 500兆/秒の Tensor 演算を実現しています。

新しいストリーミング マルチプロセッサ

Turing アーキテクチャでは、グラフィックス パイプラインの強化と、プログラミング可能な新しいシェーディング テクノロジを追加し、新しいシェーディング テクノロジにより、VR 体験が向上

TITAN RTX ベンチマーク 比較

製品版の TITAN RTX ベンチマークを掲載いたします。

今回、TITAN V、GeForce RTX 2080 Ti、GeForce RTX 2080、GeForce RTX 2070 と比較しております。

3DMark TimeSpy Graphics

30万円するハイエンドグラフィックカード「NVIDIA TITAN RTX」の性能は最強
TITAN RTX が GeForce RTX 2080Ti を引き離す性能

3DMark Firestrike Graphics

30万円するハイエンドグラフィックカード「NVIDIA TITAN RTX」の性能は最強
こちらも同様に TITAN RTX が勝利

FINAL FANTASY XIV: 紅蓮のリべレーター

30万円するハイエンドグラフィックカード「NVIDIA TITAN RTX」の性能は最強
TITAN RTX すごい…

TITAN RTX or TITAN V どっちを選ぶか

TITAN RTX と TITAN V の用途を比較してみます。

NVIDIA 
TITAN RTX
NVIDIA 
TITAN V
GPUアーキテクチャTuring Volta
用途グラフィックデザイン、ゲーム配信向けAI向け
単精度浮動小数点演算性能16.3 TFLOPS 13.8 TFLOPS
Deeplearning
Tensor 演算性能
130 TFLOPS 110 TFLOPS
リアルタイムレイトレーシング11 GR/s
NVIDIA GPU Cloud対応予定

TITAN V は今でも 37万円程し、Tensor の性能も TITAN RTX が優位なことから今から TITAN V を買う理由はないと思います。

ゲーミング性能に関しても GeForce 2080 Ti よりも優位なので、お財布に余裕がある方は TITAN RTX を購入してみてはいかがでしょうか?